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価値観の迷走



暮らしている上で
自分の価値観と向き合うことを日課としている。
修正と入れ替えを繰りかえす。


ゆるぎない価値観をもてれば
人として立派なのかもしれない。

私のように未熟な者の価値観は
年月を経るにつれて
現在(いま)にそぐわないものになって
しまうと感じている。

だから微調整を何度も繰り返し
軌道修正を試みる。


けれど
ときにすべてがわからなくなる。

世界のすべての色が消えて
モノクロになってしまったように
人生が味気なく感じてしまう。

そんなときは篭りがちになり
こころがきゅっと狭くなったり
意味もなくいらだったりしてしまう。
苦しく辛い時間だ。


そんなときでも
ものをつくる手はとめない。

不思議なもので
なにかを生み出している間は
とても安らかな時間が訪れる。

価値観の渦に呑まれているときも
手の動きやなめらかさは失われず
むしろ
輝きすら放っているような気がする。

そんなときは
私の中の価値観が
確かなものになりつつあるようで
嬉しくなる。








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+ご挨拶-

Cinsgin の小家具は

すきまが空いています。
でこぼこしています。
どこかゆがんでいます。
スキだらけです。

私はこの至らない家具たちが
とても愛おしいのです。


どうぞご了承ください。


また

どうぞあなた好みにカスタマイズしてください。
遠慮せずに思い切って。

あなたの好きなものをつめこんで
楽しんでいただけたら幸いです。

-Cinsgin+

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by chome-3 | 2014-09-04 01:11 | ■作品

匂いと記憶


b0297838_232532.jpg

雨上がり。
待ち望んでいた散歩へ出かける。
雨も好きだけれど
建物の中にずっといると
どうにも調子が出ない。

私の住んでいる地域は
西側と南側が山になっている。

雨上がりや夜間になると
山の深い森から
湿っぽくひんやりとした空気が
木々の間をすり抜けて流れ落ちてくる。
私はその匂いが大好きだ。

気分が塞ぐとき
深呼吸して、胸の奥まで
森の空気を吸い込むと
それだけで満たされた気分になる。



嗅覚と記憶は
強く結びつくのだと聞いたことがある。

木は
材木になっても
それぞれ個性的な匂いを放っている。

さわやかな匂い。
つんとする匂い。
もったりとした独特の匂い。
あまり匂いのないものもある。

好き嫌いはあるかもしれないけれど
それらは不思議で
とても魅力的だ。


そんな木の持つ特徴を
まっすぐに伝えるようなものを
つくりたいと思っている。







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でこぼこしています。
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by chome-3 | 2014-07-05 23:33 | ■Cinsgin とは

木というもの


b0297838_0205171.jpg

木というものがたまらなく好きだ。
恋焦がれているといってもいい。

存在としての木。
生物としての木。
素材としての木。

どれもが違った魅力を備えている。



かつての生活は
木に囲まれていた。

家やさまざまな道具、燃料
生活の随所に木が用いられていた。

それらは今
あらゆる素材に置き換えられている。

それで便利に、手軽になった。
恩恵は私も受けている。

けれど
私は木を忘れることが出来ない。


b0297838_0265979.jpg


木という生物、素材は
人の一生に添い遂げるほど
長い時のなかで存在できる。

人にとって、木という存在は
人生をともにできる
数少ない存在。

ときには世代を超えて
人から人へ受け継がれる。

私も祖父から
いくつかの木の道具を受け継いだ。

この木は
私が生まれる前からいて
私がいなくなった後も居続けるだろう。

そう想像するだけで
とても大きなものに包まれている気分になる。
そして
こころの底から安心できる。



木とともに歩む、日常(くらし)。



そんなことを提案してみたいと思っている。










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by chome-3 | 2014-06-27 00:15 | ■Cinsgin とは

古びたもの


b0297838_223444.jpg

長い時のなかで、人の手に何度も触れられ
古びたものに、とてつもなく魅力を感じてしまう。

それは
高価できちんとした骨董品というより
どうしてよいかわからない道具の断片のようなものだ。

そういうものと出会うと
好奇心と想像力があふれ出てくる。
こうして私と出会うまでの間に
どのような道筋をたどってきたのか。
私のこころは、時空をさかのぼる。

そのものが眠っていたときのこと。
道具として使われていたときのこと。
道具として作り上げたときのこと。
素材として調達されたときのこと。
そのものが
樹木や岩石など自然の一部だったころのこと。

たんなる私のひとり遊び。
ただこうした古いものとのふれあいは
私のこころの奥深い部分を
確実に揺り動かす。
もしかしたら、私の中の古い々々記憶かもしれない・・・。

私は古いものが好きだ。
これからもたくさんの
古いものたちに出会えることを楽しみにしている。

そして
自分の手から生み出されたものが
いつか古いものの仲間入りを果たすことを
ひそかに夢見ている。







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by chome-3 | 2014-05-15 22:07 | ■Cinsgin とは

Cinsgin のはじまり


b0297838_2250238.jpg

ある正月
私は人気のない雑木林を歩いていた。
そこでは淡々と今が紡がれていて
私のこころは落ち着いた。

凍える空気の中、樹上では手のひらより小さな鳥たちが
飛び回っていた。
あんなに小さいのに
この厳しい環境の中で
なぜ生きていけるのだろう。
いったいなにを食べているのだろう。
ここに果たして食べ物があるのだろうか?
疑問が次々わいてきた。

私はといえば
分厚い上着に身を包みながら
なお寒さに震えている。
もし彼らのように身ひとつで放り出されたら
すぐさま凍えて死ぬだろう。

素手の私は
木を倒して薪を得ることも
火を熾すこともできない。
たとえ季節が暖かくとも
すぐに飢えて死ぬだろう。
私はこの林のなかで
食べられるものとそうでないものの
区別がつけられないから。

私たちは道具がないと生きられないのだ。
そのときはっきり感じた。

衣服、刃物、火熾し、安全なねぐらである家、水を蓄える容器。
人が作り出しているために
しばしば支配していると思いがちな道具。
実は私たちは道具に生かされているのだ。

これまで当たりまえに、ときには無碍に
扱ってきた道具たちに
感謝の気持ちが溢れてきた。
道具に敬意を表しながら
生きてゆきたいと思った。

さらにできるならば
道具を生み出して
生きてゆきたいと思った。
感謝と敬意に包まれながら
生まれる道具を。

そんな道具はきっと
それを生活に取り込んだ人の
これから伸びる人生の道を
祝福してくれるに違いない。

幸せな人は道具を大切にし
大切にされた道具は
さらに輝きを増す。

感謝と敬意の往来がやがて
自然の森に包まれるような
安寧と持続と幸せに
繋がるのではないか。

これは私の小さな仮説。
ですが、大きな願いと祈りでもあります。

もし私の歩いている道と
誰かの道が交わることがあれば
それは私にとってこの上ない
喜びと幸せにほかなりません。



Cinsgin tomo






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by chome-3 | 2014-04-08 22:59 | ■Cinsgin とは

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